SSブログ

やっぱ、「皆既日食」でしょ(那覇より) [沖縄にて]

0147030907_0068-D-2.jpg

 日食の写真を撮ろうと、狙った絵が撮れそうな場所へ車で向かった。何故だか普段あまり強く使用しないエアコンを着けながら。すると、途中でエンジンの調子が悪くなった。オーバーヒートだ!

 仕方なく(なんとか)レストランの広い駐車場奥の木陰に車を運んで、自動車屋、保険屋さんに連絡をとった。保険にはロードサービスが付帯していて、55kmまでは無料で車を運んでくれるという(「入ってて良かった〜(昔あったコンビニのコマーシャル風)」)。

 結果、歴史的な瞬間はしょぼ〜い(あ、勝手に借りておきながら申し訳ありません)場所で過ごすことになった。本当なら画面に「あるモノ」入れ込もうとしていたイメージは、もろくも崩れさった(単純に撮らざるを得なくなったので、結果はこんな感じです。この絵なら、うちのベランダから撮っても変わらないぞ〜)。






 面白いなあと思ったのは、日食の周りに光の輪が出来ていたこと。そして、暗くなると同時に気温が低くなったことかな(まあ、天気が悪い時に雲の切れ間から太陽が出ると、あきらかに暖かくなるのと同じことなんだが)。



19010101_0101.jpg

 ただ、映像的には「準備不足」と「天候の悪さ」である。「那覇にいて『天候の悪さ!?』。なに贅沢言ってるの、アンタ!」って方もいらっしゃるでしょうね。もちろん天候は最高の晴れ。それが良くないというのは、あくまで「映像的には」という話。

 個人的イメージとしては、「適当に雲があった方がミステリアス」ってこと。上の写真は1999年8月にアゾレス諸島(ポルトガル)で見た時のもの。欠ける割合は恐らくこれが目一杯だったと思うが、雲の感じが良いでしょ?もしも雲がない場合には、「ダイヤモンドリング状態」じゃないと、絵にならないよねぇ〜。

 あ、車は無事に自動車屋さんに運べたけど、代車が無かったのと、どれだけ修理代が掛かるかは未だ分かってませ〜ん。

追伸
悪石島まで行って、見られない方は本当にお気の毒でした。
しかし、私も常にそんな体験をしながら生活しています。
何故って、大金を掛けて撮影しに行った取材で、「思った生物に会えなかった」「天候が悪く、海に出ることさえも出来なかった」なんて日常茶飯事だから。
自然って、楽しい場所&コトだけど、色々な意味でリスクがある環境なんですよね。

さて、9月のトンガ(ホエールスイム)はどんな結果が待っているのでしょう
(ご同行ご希望の方は下記へ。後半コースのみ1名)?
http://www.gokurakucho.net/syashinjuku/tonga_details.html

☆美しい水中写真などは、「極楽鳥HP」でご覧下さい。
http://www.gokurakucho.net/



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 2

裕香

塾長in那覇がどんな写真をUPするか楽しみにしていました~(笑)
まさかのハプニングで大変でしたね。
でもこれもまたいい思い出?!
東京はうす曇の中ちらっちらっと見えました。
雲の中幻想的な感じでした。きっと、曇っていたからみんな見えた瞬間の感動はさらに大きかったはず。
悪石島、お天気は残念だったけど、あの暗くなって不気味な雰囲気。(テレビで) 古代の人達は、ほんと怖かっただろうなー。って思いました。

by 裕香 (2009-07-23 09:16) 

s_jukucho

でしょ!?
雲の中から急に見えた方が神秘的ですよね?

そうそう、どうしてそういう現象が起きるのかは勉強になるけど、全て分かってしまうと想像力が弱くなるような気もします。

物事を解明することの宿命でしょうか?
by s_jukucho (2009-07-23 11:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。