SSブログ

「嵐の前の静けさーベタ凪ぎから大荒れへ(台風11号)」。 [ダイビング]

_MG_0483-1.jpg
8月28日(金)に定期船に乗った1時間後ぐらいに、「台風11号が発生」という情報が入って来た(一緒にいった方の携帯で、台風が発生すると連絡がくるサービスで)。乗って走り出しているから、「降りる。今回の撮影は中止」という訳にも、「直ぐに影響が出る」という意識もなかった。

実際、翌日29日(土)は御蔵島はベタ凪。黒潮の影響もそれなりに受け、海は青く、水面は鏡のような信じられない海況。「これから台風が来るの?」って感じだった。[晴れ]



_MG_9509-2.jpg
おまけに、こんな綺麗な夕日が見られたぐらい。

しかし、その後に入って来る情報はそれなりに悪いものばかり。「台風のスピートが速くなった」「明日(30日)の昼の定期便も着かないかも?」「確実に帰りたいなら、朝の御蔵島着の便で乗って、『八丈島〜(折り返し)〜御蔵島?〜三宅〜東京』で帰った方が良い」などなど。それを聞いて、私と同行した6名のうちの4名が朝にカメリア丸に乗る事になった。[曇り]



_MG_9515-3.jpg
チケットの変更と見送りがあるので朝5:30に港に行くと、予想外にまだまだ海はそれほど荒れていなかった(写真)。「え、これなら昼便が着くんじゃない?残っていれば良かった」という声が聞こえてきそうな中、待合所で船の到着を待っていると、30分の間にみるみる海は荒れていった。ほんと、信じられないぐらい。[雨][雷]

確かに荒れている中に定期船が出て行くと、「朝のドルフィンスイムはダメかも」というガイドさんの一言。決定が出たら電話くださいと伝えて宿に戻ると、間もなく、「やっぱりダメです」という中止の電話。昼便に懸けていた意味は崩れ、後は帰ること(島から脱出すること)に集中することとなった。



_MG_9530-4.jpg
残っていた2名は始めから「チャーターの漁船が出るならそれに乗る」ということで、私は「昼便が御蔵島に着くのに懸ける。用事がないので、着かない場合は島に何泊かする」というスタンスだった。

だから急遽「到着&出航」が早くなったチャーター船(三宅島の船)には私は乗らず、二人を見送った後に、ゆっくりと帰り支度をしていた。すると突然、「もう一回チャーター船が来ることになった。だから乗って帰った方が良い」というアドバイスを受け、慌てて荷物をまとめて、荒れ狂う海に出て行く漁船に乗り組み、なんとか三宅島にたどり着いた。[台風]

文字で書くと簡単な話だが、その場では情報が錯綜したり、諸々の時間が変更になったり、忘れ物をしたり、雨に降られてずぶ濡れになったりして、なんとも慌ただしい旅になってしまった。

それにしても「嵐の前の静けさ」というけれど、本当に一夜にして変貌する時があるので、皆様も海で遊ぶ時にはこの事を忘れないでください(実際、頻繁に海に出ると、こんな感じのことは何度も体験しますよ)。

今回撮影した写真も掲載する(近日中を予定)「御蔵島」のページへお越し下さい。

美しい水中写真などは「極楽鳥HP」へお越し下さい。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。