「ハーブ＆ドロシー」と「男旭山」

　「ハーブ＆ドロシー」を見てきました。この映画を知らないという方も多いと思いますが、秀作ですのでお勧めします。

　正直、映像という点では娯楽映画に負けてしまいますが、彼ら夫婦の美術に対する情熱や、賞賛に値する生き方こそが物語であり、現代の「お金重視的思考」とは対極にある粋な内容です。

　ところがこの手の秀作は、大金を掛けた娯楽映画と違い、全国ロードショーということにはなりません。今回は渋谷での上映だったので、帰りには久しぶりに若者の街をぶらつき、「旭川ラーメン（写真は『男旭山』）」を食べて来ました。

　あ、味は醤油ベースに豚骨と魚介のスープ？で、ギトギト過ぎず（これでも女性的には、やや脂っこいかな？）、麺は細麺（と言うか、昨今、コシの強さを勘違いした硬いうどんの様な太さのモノが多いからで、通常はこれぐらいの太さが普通じゃない）？、個人的にはなかなかバランスが良いラーメンでした。

　ちなみに、最近ではラーメン屋さんに入る時には、「麺の太さは？」と尋ねるようにしています。



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