BCD選びには、ダウンやセーターが必需品?
どれにしようかと思案していたBCDを買った。やはり最もベーシックな「S-pro Adventure Sports」に決めてしまった。そう、その基準はズバリ、水中水面でのバランスの良さと、その重量の軽さにある(どうして重量にこだわっているかは、5月30日のログへ。ちなみにカタログデータでは、Mサイズで2.7kgでした)。
店で種類は直ぐに決まったんだけど、サイズをMにするかLにするかで随分悩んだ。ご存知のようにこのBCDのタイプ「スタビライジング・ジャケット」は、サイズ選びには慎重にならなければならない。いくらバランスの良いものでも、サイズが小さくては窮屈だし、大きければタンクが揺れてしまってその能力が落ちてしまうからだ(ショルダーベルトタイプではないので、調節が効かない)。
普通ならそれほど難しくないサイズ選びだが、私の場合は意外に難しい関門となる。背は170cmぐらいなのだが、上半身が大きく、大抵の服では胸や肩がLサイズでもキツイ状態となる。そのうえ、潜るときにはロクハン(6.5mm)のカブリ、ドライスーツという状況も多いので、更に太くなった体を想像しながらのフィッティングをしなければならなかった。「Mではピッタリすぎ、Lでは大きいような…」。できればその中間があればという思いにもなった。
決めたLサイズは品切れで、今日、宅急便で品物が届いた。箱を開けて直ぐに着てみるが、やはりどうもシックリとこない。「ん~」ともどかしさを感じていると、部屋にあるダウンジャケットが目に止まった。「そうか、ウエットスーツを着なくても、こいつを着て合わせてみれば良いんだ!」。
なんとも季節外れの厚いダウンはロクハンの代わりとなり、汗だくになる私の手間を見事に省いてくれたのだった。でも良く考えてみると「店にウエットスーツ代用の服があれば一件落着」、かな?お終い(「そんなの常識だぜ」なんて声が聞こえてきそうな…)。
今日の「つぶやき」
道具に頼るダイビング。「サイズ選びは慎重に」。
今日のおさかな
●クマノミ
スズメダイ科 クマノミ属 学名 Amphiprion clarkii 英名 Yellowtail clownfish
動く生物の撮影練習に最適。ちょこちょこ動くが、遠くへ逃げ出してしまわない。単体、ペア、卵のハッチアウトなどを狙ってみよう。
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