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係留アンカー設置、の巻。 [フジ丸]

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 残念ながら漁港は十分な広さがないので、私の船も、係留は縦置き(槍付け)です。

 なので岸壁から十数㍍離れた場所にアンカーを打ち、そこからブイを付けたロープ、そしてブイと岸壁の係留用の輪にロープを張って係留用の場所を作ります。

 で、一番重要なアンカーは、調べると2万数千円程度。ただそれだけなら良いんだけど、重量が30kgを超えるため、沖縄への送料がさらに数千円掛かることから、ネットで調べて、「オイル缶アンカー」を作ることにした。

 まずはガソリンスタンドへ行ってオイル缶を入手し、爪の部分にステンレスの10mm丸棒、上部のチェーンを付けるところにステンレスのアイボルトを用意し溶接した。

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 もしもコンクリートを全部入れると何㌔になるか。調べるとコンクリートの比重は約3ということだったので、20ℓ×3で約60kgと推測されたので、少し軽くするために、普段から何かに使えないかと取っておいた「キムチ漬け1kg容器」を4ヶ入れることした。

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 実際に量っていないので正確な重さは分からないけど、体積5ℓ(容器4ヶ)×3でマイナス15kgと思われ、たぶん、重さは45kgかな、というアンカーを2ヶ作った。

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 ロープは黒PE三ツ打ロープ14mm、船を購入時に付いていた古いブイ(ちょっと小さかったし、古かったので耐久性にやや不安?)、そして船が引っ張られてくるようにするためのステンレスの金具を溶接して製作。

 割合と透明度が高い状況を狙ってブイを打ってきたけど、やはり漁港の中は想像以上に濁っていたのと、アンカーが利くように泥を掘ったので透明度は瞬間的にゼロ。

 一応、初めての係留ブイ打ちは無事に終わったけど、時間がある時、台風が来る前に、横に振れないようにするために2ヶ目のアンカーを打ちに行かなきゃかなと思っています。ジャン、ジャン。


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ちなみの製作費は(1ヶあたり)…

◯係留・オイル缶アンカー
●オイル缶:無料(ガソリンスタンドでもらう)
●強度ありコンクリート:約¥495(0.02㎥)
※「セメント1:砂2:バラス4」→ セメント10kg(約1/2袋)+砂18kg(20kg×1袋)+バラス40kg(20kg×2袋)→¥495×1袋+¥165×1袋+¥165×2袋=¥990(2ヶ分)
●ステン丸棒:約¥1,300(約2メートル。0.8㍍×2本、0.2㍍×2本)10mm×4メートル ¥2,459
●アイボルト(上部リング) ¥496×1ヶ
合計(1ヶの制作費用)¥2,291

シャックル+スイベル+シャックル+チェーン+シャックル
●シャックル:3ヶ×¥484=¥1,452
●スイベル:1ヶ×¥823=¥823
●チェーン:1㍍×¥1,000=¥1,000
合計(1ヶの制作費用)¥3,275

総計(1ヶの制作費用)¥5,566
※シャックル類は「丸中商会(うるま市)」で購入すれば、1ヶ¥5,000以内で出来たかな?
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美しい水中写真は「極楽鳥ホームページ」でご覧下さい。

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